予防方法

ムシ歯にならないために

歯ブラシから生活習慣まで

そこで、大切なのは予防です。予防の第一はムシ歯菌をお口の中から取り除くこと、つまり歯みがき、ブラッシングです。歯みがきは、食べ物の残りカスを取ることが主目的ではありません。ムシ歯菌とその排出物によってできた歯垢(プラーク)を取り除くのが第一の目的だと思ってください。歯垢は歯の表面にぬめぬめとこびりつきますが、歯と同じ色に見えるので、なかなか確認できません。これを見えるようにするには歯垢染め出し剤を使います。たいていの歯医者さんで用意していますし、ドラッグストアの歯みがきコーナーでも見つけられるでしょう。さらに、歯と歯のあいだは歯ブラシが届かないので糸ようじ(デンタルフロス)を使います。歯ブラシの選び方や使い方、糸ようじや染め出しについてなど、やはり歯科医院で具体的にアドバイスしてもらうべきでしょう。

なお、ブラッシングのときに、市販されている歯みがきペーストは使わなくても大丈夫です。成人にとっても同様で、いくらか薬効はあっても、あくまで爽快感を感じるための補助用品だと思ってください。ただし、歯科医院で医薬品として薦められたものはこの限りではありません。ところで、ムシ歯菌がもっとも活発になるのは夜眠っているときです。ですから、夜寝る前のブラッシングが最も効果的で重要です。食事のたびにブラッシングするのが理想ですが、それが無理なら夕食後の歯みがきは絶対に欠かさないようにしましょう。そして、そのあとお菓子など食べないようにしましょう。

予防の第二は、食事、おやつ、生活習慣を正しくすることです。 食事とおやつは時間と量を決めて規則正しく与えます。よく噛むことも大切です。よく噛むことで唾液の量が増え、お口の中が動き、ムシ歯菌の繁殖を抑制します。また、ムシ歯菌はお砂糖を栄養にしますから、甘いものを控えるように心がけます。缶ジュースなどの清涼飲料水は想像以上に砂糖の量が多いものですし、歯にくっつきやすいスナック菓子もムシ歯菌の好物ですから要注意です。最近はキシリトールといった砂糖以外の甘味料を使ったお菓子もありますので適宜取り入れてもいいでしょう。また、食事もおやつも、だらだら食べ続けるのはいけません。量はもちろんですが、お砂糖成分がお口の中に長くとどまることがムシ歯の発生をより促します。 最後に小児歯科医院での予防処置です。 まず、これまでの説明のような、おうちでの注意点をお子さんと家庭環境に配慮しながら指導します。そのうえで歯に直接おこなう処置があります。

フッ素塗布 きれいに歯面の清掃をし、フッ素を歯に染み込ませます。フッ素は歯に吸収されると歯を強くする働きがあります。生えたばかりの歯ほど効果的です。年齢と歯の状態に応じて定期的に行います。歯科医院によって若干方法が違うことがありますので、かかりつけ医を決めて指示を受けましょう
予防充填 専門的には予防填塞またはフィッシャーシーラントといって、奥歯の細いみぞの底の部分をふさぎます。歯の表面を薬剤で処理し、みぞに樹脂を流し込んで固めます。こうすることで、ムシ歯菌が繁殖しやすく、歯ブラシが届かない部分を封鎖できます。

これらが代表的なものですが、もちろん痛みはまったくありません。このほか、レーザーなど歯科医によって採用する方法が違う場合もあるので相談してみましょう。

ピエタテールビル歯科医院
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